噛み合わせ・
顎関節症の治療
全身の健康のための噛み合わせ治療
全身咬合とは、咬合(かみ合わせ)が全身の健康に深くつながりがあるという考えで、全身の健康のための最も基本的なかみ合わせ治療は、あごのずれの是正治療です。
最近、当院では、病院で何度検査をしても何も病気が見つからないのに、動悸・だるさ・頭痛・肩こり・目の痛み・耳鳴り、そして口腔乾燥・舌や口腔内の痛み・顎の痛み等の身体症状を訴える方を診察する機会がよくあります。
日々の生活の中で、家庭や仕事などにおける人間関係や環境の変化、又、睡眠・食事等の生活スタイルの中からストレスが少しずつ蓄積していき、体が攻撃されているのではないかと考えます。ひとはストレスを強く受けたり長く受けたりすると、自律神経系・免疫系・内分泌(ホルモン)系に異常を起こし、病気になるのです。
ストレスを受けると多くの人が無意識のうちに長時間、日中または夜間のくいしばり(噛みしめ)を起こします。くいしばりにより咀嚼筋の緊張が増大し血流が減少し、痛み等の全身症状をひき起こすのです。実は、顎・顔面・口腔領域は、ストレスの身体表現の場として最も多く現れる場所なのです。
また、歯が失われたり、歯周病等で咬み合わせの低位化が進行している方は咬合力も低下し姿勢も崩れ、真っすぐ歩行できない、頭痛・肩こり・腰痛・耳鳴り・めまいがする等の様々な全身症状が認められます。咬み合わせの破壊が全身に及ぼす影響についても豊富な経験に基づいて診療しております。
かみ合わせ治療を行うことによって、結果的に患者さんから、辛かった体の不調が改善された、スポーツ能力の向上や、学業成績の飛躍的な向上を得られたという喜びの声がよく聞かれます。さらに、「口を動かす・噛む」という行動は、驚くほどの刺激を脳に伝えますので、認知症の予防効果も大いに期待できるのです。
全身の健康のためのかみ合わせ治療により、次のような症状の改善が期待でる場合があります。
オステオパシーとは自然治癒力を充分に活かして、身体が本来持っている機能性を取り戻し、健康に導く医学です。
アメリカの医学部にはM.D.(Medicinae Doctorディカルドクター)とD.O.(Doctor f Osteopathic Medicine/オステオパシー)の2種類があり、年間5千万人もの人々がその恩恵を受けている立派な医学ですが、日本では情報不足であまり知られていません。
メディカルドクターは皆さんがイメージされる「医師」で、主に手術や研究などを行い、一方でオステオパシーは、体の組織の動きを改善に導くことで幅広い疾患を治療していきます。患部ではなく全身を診るという考え方のオステオパシーは、日本で言うならば、整骨院の施術のに近いイメージでしょうか。
オステオパシーとは自然治癒力を充分に活かして、身体が本来持っている機能性を取り戻し、健康に導く医学です。
アメリカの医学部にはM.D.(Medicinae Doctorディカルドクター)とD.O.(Doctor f Osteopathic Medicine/オステオパシー)の2種類があり、年間5千万人もの人々がその恩恵を受けている立派な医学ですが、日本では情報不足であまり知られていません。
メディカルドクターは皆さんがイメージされる「医師」で、主に手術や研究などを行い、一方でオステオパシーは、体の組織の動きを改善に導くことで幅広い疾患を治療していきます。患部ではなく全身を診るという考え方のオステオパシーは、日本で言うならば、整骨院の施術のに近いイメージでしょうか。
当院では、このオステオパシーの考え方を取り入れ、全身咬合を考えた顎関節症や噛み合わせなどの治療を行っています。実は、上の歯と下の歯が、1日で噛み合っている時間は10分〜15分程度です。その時に噛み合わせが悪いと全身にさまざまな症状が出ると考えられています。一方で、たとえ歯並びが良くても、姿勢が悪いと症状が出やすく、逆に歯並びが悪くても、姿勢が良いと症状が出にくい場合もあります。そのため、当院の治療では、姿勢を正すためのアドバイスなども行っています。噛み合わせというと、噛み合っている状態が大事に思えますが、重要なのは、上下の歯が離れている状態をきれいに保つことなのです。顎関節症の治療も同じように姿勢を直しつつ、良い姿勢できれいに歯が当たるように、矯正や入れ歯治療で噛み合わせを治療します。
体を健康に整えるための、栄養面でのアドバイスもしており、歯科分野だけではなく、全身の健康を考え、サポートすることが、オステオパシーを学んだ歯科医師だからこそできる治療であり、使命だと思っております。ぜひお気軽にご相談ください。